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2015.02.03

トロント滞在記さいご

トロントから帰ってきて大分経ちましたが、最後の滞在記書きます。

マスターVladimir の印象に残った言葉です。
僕とVladimir の対話っぽく書きますが、実際には倉岡さんに通訳してもらいながらのやりとりでした。

--ここから--

僕「他人との距離感の事で悩んでいます。トロントのみんなは明るく接してくれるけど、うまく距離を縮められません。」

Vladimir 「あなたは日本人だし、日本人にはシャイな人が多いと思います。ただの性格の違いですから、そんなに悩む必要もないし無理して自分を変える必要もないと思いますよ。」

僕「そうなんですか...。僕は最近、人はお互いに何らかの影響を及ぼしあっていると感じています。」

Vladimir 「ええ、そうですね。」

僕「ということは、例えば自分が良くない状態のとき、ネガティヴな事を考えていたり、テンションがたくさんある時は誰かに近づくべきではないのでしょうか。自分が良い状態に回復するまで待つべきなのでしょうか。」

Vladimir 「(即座に)それは弱さです。人生は短いのだから、そんな事をしてるうちにあっという間に終わってしまいますよ。あなたはここ(トロント)に来るという大きな一歩を踏み出したではありませんか。そういう一歩を踏み出す事は大切な事です。そんなに心配しないで。」

--おわり--


この弱い考えを克服したかといったら全然出来てないので、これを記事にするのに躊躇いがありました。

ただなんとなく、もういいかなと思ったので皆さんにシェアします。


最後に、最近大きな衝撃を受けた言葉があるので紹介します。大阪のとあるBARのマスターの名言です。


「相手が自分より強いやつかどうかどうやったらわかると思う?

...殴ってみればわかります。」

強い人の生き方が詰まった言葉ですね。
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Posted at 17:22 | トロント | COM(0) | TB(0) |
2014.08.03

トロント滞在記その5:私たちを縛る恐怖

日本に帰ってきましたが、もう少しだけトロントレポート更新します。
恐怖についての話です。これはFight Clubのエマニュエル・マノラカキスから聞いた話と僕の体験をミックスして書いてあります。


恐怖には大きく分けて2種類の恐怖があるそうです。

ひとつは、身体にもともと備わっている身を守るための恐怖です。
これは恐怖というより身体の正常な反応で、この働きがないと命が危険になったり、不感症になったりしてしまいます。
隠れていることはあっても、取り去ることはできません。
多くの人は、この正常な身体の反応を感知することを困難としています。
ですが感知できれば、身の危険を避けることができたり、システマにおいても最適な動きが出来たりします。

ふたつめは、頭の中で作り出してしまう恐怖です。
取り除くことができて、そうしていかなければいけません。
私たちが「恐怖」として感じているものはほとんどこの恐怖に属します。
この恐怖は、私たちを元いる場所に縛る性質を持っていて、動きや人生までも窮屈なものにしてしまいます。
もしあなたが絶世の美女と出会ったとしても、この恐怖があなたを縛っていたら何も起こりません。

トロント滞在中、一番大きな壁として立ちはだかったのがこの「自分で作り出した恐怖の克服」でした。
ストライクを受ける恐怖、相手の力みに向き合う恐怖、なんてのはわかりやすいですが、
自分が変わっていくことへの恐怖、新しい人間関係をつくる恐怖、そんな恐怖も僕の中にありました。

頭の中で作り出してしまった恐怖は頭の中だけでは消せません。
どんな言葉で自分を納得させても、その恐怖は自分の発言、行動、態度...随所に現れてきます。
頭の中でできたはずの恐怖は、身体にも心にもこびりついてしまうのです。

この恐怖を克服する唯一の方法は、恐怖と向き合って呼吸し、リラックスすることです。
そのためには、その恐怖が自分の中に生まれた最初の段階を認識しなければいけません。
恐怖が小さいうちに呼吸を使って身体の外に出していくのです。
小さい恐怖を解消できないまま大きな恐怖の中に飛び込んでしまうと、身体と心は大きな恐怖に対処しきれずダメージを負ってしまいます。
そして、次回からもっとその対象から距離をおきたくなってしまうことでしょう。

そうならないために、「常に呼吸しなさい」という教えがあります。
呼吸には恐怖を身体の外に出す力があります。
この教えが、私たちを恐怖から守ってくれているように思います。

呼吸して、恐怖に打ち勝って、ちょっと強くなる。

多分それがシステマの根本にあるものだと思います。
そしてそれが出来なかったら、ほんとに何も変わりません。
トロントに行ってそんなこと思いました。
Posted at 18:49 | トロント | COM(0) | TB(0) |
2014.07.21

トロント滞在記その4:筋肉を打つことの意味

みなさん、こんにちは。
1か月のトロント滞在も残すところあと10日となりました。
あっというまです。

 
Vladimirが提示したワークが興味深かったのでシェアします。
ストライク、またはプッシュで相手の筋肉に働きかけるワークです。

筋肉にストライクする意味、これはもちろんパートナーに怪我をさせないためでもありますが、Vladimirはパートナーを動かすために筋肉をヒットする必要があるといっていました。
筋肉に方向を与えることで、相手の構造を変えることができます。

ワークの内容

その1
向いあって、パートナーに歩いてきてもらい、横にエスケープしてから、パートナーの太腿にキック。
パートナーの歩みを止めるように。
このとき注意するべきは、キックするときに脚腰をリラックスさせておくこと。
テンションでキックすると相手の筋肉も反応して固まってしまうので、方向を入れることができません。
歩くのを止めるには、太腿の筋肉が縮まる方向にキックするといいと思います。

その2
パートナーに仰向けに寝てもらい、キックして転がす。
威力をあげることで相手を動かすのではなくて、相手の身体の反応を使って転がしていきます。
上半身の細かい筋肉にアクセスするのは難しいので、やはり太腿の大きい筋肉を使った方が相手の反応を引き出しやすいと思います。
太腿の筋肉を斜め上方向に伸ばしてあげるような感じで蹴りあげると転がりやすいような。
動きやすい方向というのは、一人で行うワーク、手足の先端からの伸びを全身に伝え動きにするワーク、を行うとなんとなくわかってくるような気がします。
Vladimirは筋肉に限らず関節や腱(?)なども使って相手の反応を出させていました。
たとえば、手の平を踏んで、擦り動かすようにして、手首→肘→肩→体幹の順番で回転させていったり、足首を踏むことで相手を起き上がらせたり...

あくまで壊すためではなく、相手を動かすために行っています。
必要なのは、力の出力ではなくて、方向の精度とリラックス。
これ、ジャパンの年末ワークショップで大西さんもやっていましたね。
多分同じことだと思います。
参考:2013年末Systema Japanワークショップ(2:00あたりから)

Posted at 10:21 | トロント | COM(0) | TB(0) |
2014.07.18

トロント滞在記その3:Maxプライベートレッスン2

Maxのプライベートレッスンその2

今回は距離の取り方について聞いた。
僕は相手との距離感とかポジショニングとかが大の苦手(人間関係も一緒ダネ)。
トロントの人はみんなこの距離感と位置取りがめちゃめちゃ上手いので、是非とも盗んで帰りたいと思っている。


最初は、歩く練習から。
前後左右いろいろな方向に歩く。
・上体をスムーズに動かす
・上体の真下に脚があるようにする(大きくステップし過ぎない)
・足の裏をフラットに床に着く
という点を意識する。もちろん、リラックスして。
脚と腰を常にゆるませておかないとうまくこれらが満たされない。

もう少し細かく、方向別にコツや注意点を挙げる。
⚪︎後向き時
特に腰にテンションが入りやすいので、注意する。
腰を緩めて、後ろに落っことすように歩くといい。
そのようにすると上体がリラックスしたままなのでプッシュやストライクをすぐ打てる。
また、脚にテンションがあると上体が上下に跳ねてしまうので注意。

⚪︎横向き時
腰や股関節まわりにテンションがあると、足裏をフラットに接地しづらくなる。
前後に歩幅を大きくしてみると、接地しやすい。
最初、上体の真下に脚を位置させようと意識しすぎて窮屈に歩いていたのを指摘された。
テンションいれずにスムーズ動く、というのが一番大事なのであまり細かい言葉に縛られないように練習したい。

焦らないで、腰、股関節、膝のテンション、足裏の接地感に注意を払いながら練習するといい。
いつでも出来る練習だからよくやった方がいいと言っていた。
テレビ見ながらでも出来るって。

歩くというシンプルな動作だけど、上体をブラさず、脚にテンション作らず動き続けるというのはかなり難しい。
(というか、上体がぶれたり、脚にテンションが出来てる時は大体の場合動きは止まってる)
まず一人でじっくり動きを練ってから、ペアでの練習に移った方がいいと思う。



ペアでの練習。

パートナーに腕を伸ばしてもらい顔に拳を当てたままにしてもらう。
その状態を保ったまま2人で歩き回る。
身体の向きとか、拳の当たってる角度とかは変えてもいい。
このときもやはり脚腰のテンションに気をつける。
拳が顔に当たってるからといって、頭から動こうとすると腰にテンションが入りまくる。
姿勢まっすぐで、腰を抜いて動くべし。

慣れてきたら手を下ろして、同じ事をやる。
これは何回もMaxが言っていた事だけど、『自分の動きをする』というのがとっても大事らしい。
追われる→逃げるという関係じゃないって意味。
二人の間にある雰囲気を変えずに動く感じ?
自分の動きが滞るとすぐに雰囲気が変わってしまう。

さらに慣れてきたら、プッシュをしてもらいながら同じ事。
プッシュがくると後ろに下がり続けてしまう癖があったので、もっと相手の裏にも回るようにと指摘された。
プッシュを「避けよう」とすると後退するのみになってしまう(これが『自分の動き』ができてない状態)。
とにかくステップし続けることを意識すると自由に動ける範囲が広がる。
ひと時も止まらないで歩き続けるのが大事だと思う。

さらに慣れてきたら、こちらからもプッシュをする。
もちろんプッシュをするときに止まってはいけない。
歩き続けることに意識をおいて、手はおまけみたいな感じで使う。
身体が動いてから最後に手がでる。
手からいくと、動きが相手に見えて距離があいてしまう(←これ大事)。
ただ歩いて、身体が近づいて、最後に手。
これやるとプッシュもストライクも深く入るし、相手に気づかれにくい。
ただ肩に力みがあると難しい。



情報量が多すぎて、うまくまとめられてないですが、参考にしていただけたら。
Posted at 05:55 | トロント | COM(0) | TB(0) |
2014.07.08

トロント滞在記その2:Maxプライベートレッスン

今日はmaxのプライベートレッスンを受けてきた。

近い距離でうまくワークするにはどうしたらいいか、という僕の質問から近距離でのプッシュを練習することになった。

以下、プッシュの際に意識すること。

・床を感じること
足の裏全体で床を感じてる状態を保たないといけない。
脚の重さと床をちゃんと感じてるかチェックしてからプッシュする。

足の裏全体で床を感じ、そのフィーリングが変わらないようにスクワットをしたり、床を感じながら前後左右に歩くワークを行った。
これらのワーク中は、床を感じる以外のことは考えない。
ひたすら床を感じる事に集中する。


・拳を快適な位置で動かすこと
これはもうシステマーなら何百回と聞いたことのある基本的な注意事項だけど、
僕はまだまだ全然出来てないことを痛感した。

身体の近くで腕を動かして快適な動かし方を探る。
例えばお腹の前で拳を左右に動かす時、親指をお腹側に向けると肩にテンションができるのがわかると思う。
親指を上に向けて動かすと比較的快適に動かせる。


・相手の部分を動かす
拳の触れてる部分を動かして全体にアクセスする。
いきなり全身をプッシュしようとするのではなく、細かいパーツを動かすことによって構造を崩していく。


・拳で相手を見つける
相手を感じずにプッシュしてはいけないと言われた。
まず相手の全身を感じて、それからプッシュ。
拳が相手に触れていなくても、拳で相手の全身を捉えているように準備していなければいけない。

壁に拳をついて上がり下がりするワークを行った。
床についてる足から拳にかけて力を通すような感じで行う。
拳のつき方を工夫して、一番下まで下がれるように。
もちろん肩の力みには気をつけて。




Posted at 21:24 | トロント | COM(0) | TB(0) |
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